お金の話で失敗しないために。婚活で相手の貯金額を自然に聞き出す5つのステップ

お金の話で失敗しないために。婚活で相手の貯金額を自然に聞き出す5つのステップ

婚活において、避けては通れないけれど最も切り出しにくい話題、それが「お金」のことではないでしょうか。「相手の貯金額や年収を知りたいけれど、ガツガツしていると思われて嫌われたくない」「いつ、どのように聞けば失礼にならないのか分からない」——そんな悩みを抱え、モヤモヤしたまま交際を続けている方は少なくありません。

特に2026年の現在は、物価上昇や将来への不安から、結婚生活における経済的な安定性はより一層重視される傾向にあります。しかし、焦って聞き方を間違えれば、せっかく築いた関係が一瞬で崩れてしまうリスクも孕んでいます。

この記事では、婚活カウンセリングの現場でも重視されている「相手を不快にさせないスマートな聞き方」と「関係性を深めるベストなタイミング」を徹底解説します。単に貯金額という「数字」を確認するだけでなく、その裏にある金銭感覚や価値観をすり合わせ、二人が納得して結婚へと進むための具体的なロードマップをご提案します。お金の不安を解消し、自信を持って成婚へのステップを踏み出しましょう。

なぜ婚活でお金の話は難しいのか?聞けないリスクとマインドセット

「結婚するなら、経済的に安定している人がいい」。これは多くの人が抱く本音ですが、いざ本人を目の前にすると、その言葉は喉元で止まってしまいます。なぜ私たちは、これほどまでにお金の話を恐れるのでしょうか。まずはその心理的な壁の正体と、それでも勇気を出して聞くべき理由について、マインドセットを整えていきましょう。

「お金目当て」と思われたくない心理的な壁

多くの婚活中の男女が恐れているのは、「お金のことを聞く=相手を条件で値踏みしている」と思われることです。特に、まだ信頼関係が十分に築けていない段階では、「君は僕(私)の中身ではなく、財布を見ているのか」という誤解を招きかねません。

この恐怖心は、「嫌われたくない」「良い人だと思われたい」という防衛本能から来るものです。しかし、ここで重要なのは、お金の話をする動機を「自分の安心のため」だけでなく、「二人の未来を守るため」と捉え直すことです。お金は生活の基盤であり、そこをあやふやにしたまま進むことは、実は相手に対しても不誠実な態度と言えるかもしれません。

結婚後に発覚しては遅い!経済的価値観の不一致リスク

「愛があればお金なんて」という言葉はロマンチックですが、現実の結婚生活は日々の収支の上に成り立っています。実際、厚生労働省や司法統計などのデータを見ても、離婚原因の上位には常に「金銭感覚の不一致」や「浪費」「生活費を渡さない」といったお金のトラブルがランクインしています。

結婚後に「実は数百万の借金があった」「貯金がゼロだった」「ギャンブル癖があった」といった事実が発覚した場合、その衝撃は計り知れません。最悪の場合、離婚に至るか、長年にわたって経済的な苦労を強いられることになります。これらは交際中に確認しておけば防げるリスクです。結婚とは「生活を共に運営する共同経営者」になること。そのパートナーの財務状況を知らないまま契約書に判を押すのは、あまりにも危険な賭けと言えるでしょう。

お金の話=信頼関係のバロメーターという捉え方

お金の話ができるかどうかは、そのカップルの信頼関係の深さを測るバロメーターになります。 「聞きにくいこと」を避けて表面的な会話ばかりしている関係は、結婚後に直面する様々な困難(育児、介護、キャリアチェンジなど)を乗り越える力強さに欠ける可能性があります。

逆に言えば、デリケートなお金の話題を、相手を尊重しながら冷静に話し合える関係性を築けたなら、それは結婚生活を営む上で非常に強力な武器になります。「いくら持っているか」という結果も大切ですが、「お金の話をどう扱うか」というプロセスそのものが、二人の相性を確かめる重要な試金石となるのです。

お金の話をタブー視せず、「二人が安心して暮らすための作戦会議」と捉え直してみてください。その意識の変化が、あなたの婚活を次のステージへと進める鍵となります。

💡 ポイント

お金の話を避けるのではなく、「二人が安心して暮らすための作戦会議」と捉えることで、信頼関係はより強固になります。

Next Step: まずは「なぜ自分はお金のことを聞きたいのか?」を書き出してみましょう。「贅沢したいから」ではなく「安心して子育てしたいから」「老後の不安をなくしたいから」といった建設的な理由が見えてくるはずです。

【フェーズ別】婚活で貯金を聞くベストタイミングの見極め方

婚活において「何を言うか」と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「いつ言うか」です。出会ったばかりの相手に貯金額を聞くのはマナー違反ですが、プロポーズ直前まで何も知らないのもリスクが高すぎます。ここでは、交際の進展度(フェーズ)に合わせた最適なタイミングとアクションを解説します。

仮交際初期(デート1〜3回目):NG行動とさりげない観察

お見合いから仮交際に進んだばかりの初期段階は、まだ「お互いを知る」フェーズです。この時期に具体的な貯金額や年収をストレートに聞くのは、基本的にはNGです。「条件だけで判断する人」「デリカシーがない人」というレッテルを貼られ、即交際終了につながる可能性が高いでしょう。

この段階では、直接的な質問は避け、観察に徹するのが正解です。

  • 金銭感覚のチェック: デートでの食事の価格帯(ランチ1,000円か3,000円か)、移動手段(電車かタクシーか)、身につけているものなどから、生活レベルやお金の使い方を推測します。
  • 仕事への姿勢: 普段の仕事の話から、安定性や将来性をそれとなく感じ取ります。

あくまで「一緒にいて楽しいか」「生理的に合うか」を確認する時期なので、お金の話は「話題に出さない」のが安全策です。

真剣交際移行期(告白・交際申込み前後):将来の話題と共に

数回のデートを重ね、お互いに好意を持ち始めた「真剣交際」への移行期、あるいは真剣交際に入ってすぐのタイミングこそが、お金の話を切り出すベストタイミングの始まりです。

この時期になると、話題は自然と「将来の結婚生活」に向かいます。具体的な貯金額を聞く前に、まずは結婚観のすり合わせとして、以下のような話題から入るとスムーズです。

  • 「結婚式は挙げたい派? それとも写真だけ?」
  • 「住むなら賃貸? それともいつかは購入したい?」
  • 「子供は欲しい?」

これらの「やりたいこと」を実現するために「どのくらい資金が必要か」という文脈を作れば、いやらしさを感じさせずに経済状況の確認へと繋げることができます。

プロポーズ・成婚退会直前:具体的な生活設計として必須確認

プロポーズ前後や、結婚相談所での成婚退会直前は、最終確認のフェーズです。ここで曖昧なままにしておくと、後々「話が違う」というトラブルになります。この段階では、遠慮は無用。具体的な数字を伴う確認が必須となります。

  • 現在の貯蓄額: お互いに開示し合う。
  • 借金の有無: 奨学金、車のローン、カードローンなど。
  • 結婚後の家計管理: 財布は一緒にするか、別々か。

これらは「事務的な確認事項」として、リスト化して話し合うくらいの真剣さが求められます。もしこの段階で話し合いを拒むような相手であれば、結婚そのものを再考する勇気も必要です。

関係性で判断する「Goサイン」のチェックリスト

タイミングは期間だけで決まるものではありません。二人の関係性が以下の状態にあれば、お金の話を切り出しても大丈夫な「Goサイン」です。

お金の話をする前の「Goサイン」チェックリスト

  • 自分の過去の失敗談や弱みを話せている
  • 結婚後の具体的なイメージ(住む場所、働き方など)を共有している
  • 沈黙が続いても気まずくない関係ができている
  • 相手が自分の話を否定せず、傾聴してくれる姿勢がある

婚活フェーズ別:お金の話の解像度とアクションプラン

交際フェーズ 確認すべき内容 おすすめの会話の切り口 注意点(NGアクション)
仮交際初期
(デート1~3回)
・金銭感覚(ランチ代等)
・仕事への熱意
・趣味へのお金のかけ方
・「休日は何をして過ごすことが多いですか?」
・「普段ランチはどの辺りに行きますか?」
・「貯金いくらありますか?」
・「年収は?」と直球で聞く
・割り勘の単位を細かく指摘する
真剣交際移行期
(デート4回~告白)
・結婚式や新居の希望
・大まかな金銭観
・共働きの意向
・「友達が最近結婚式して素敵だったんだけど、〇〇さんは式挙げたい派?」
・「将来はマンション派?戸建て派?」
・相手にだけ質問して自分の希望を言わない
・「平均より少ないね」などの否定的なコメント
プロポーズ前後
(成婚退会直前)
・具体的な貯蓄額
・借金やローンの有無
・毎月の収支バランス
・「結婚に向けて具体的な生活費のシミュレーションをしてみない?」
・「お互いの現在の資産状況を整理しておこう」
・確認を先送りにして勢いで成婚する
・発覚した借金を感情的に責める(まずは理由を聞く)

Next Step: 現在のパートナーとの関係がどのフェーズにあるか確認し、次のデートで出す話題を一つ決めてみましょう(例:「友人の結婚式の話」を振ってみる)。

【実践編】相手を不快にさせない「スマートな聞き方」会話実例集

タイミングが分かっても、実際の言葉にするのは難しいものです。ここでは、相手を不快にさせず、自然な流れでお金の話題を引き出すための具体的な会話テクニックと実例フレーズをご紹介します。

心理学テクニック「返報性の原理」を使った自己開示アプローチ

人は、相手から何かを与えられると「お返しをしなければ」という心理が働きます。これを「返報性の原理」と呼びます。会話において情報を引き出したい場合、まずは自分の情報を開示する(自己開示)のが鉄則です。

相手に質問攻めにするのではなく、「私はこうなんだけど、あなたはどう?」というスタンスを取ることで、相手の警戒心を解き、話しやすい雰囲気を作ることができます。

【会話例】

「実は私、結婚に向けて少しずつ貯金をしていて、今は〇〇万円くらい貯まったんです。新生活の家具とか家電を揃えるのに使いたいなと思ってるんですけど、〇〇さんは結婚後の生活費とか、どう考えてますか?」

この聞き方なら、「自分も頑張っている」というポジティブなアピールと同時に、相手の状況を自然に尋ねることができます。

「将来のライフプラン」から逆算して話題を振る方法

貯金額そのものを聞くのではなく、二人の共通の目標(結婚式、新居、ハネムーンなど)を話題にし、その実現に必要な資金としてお金の話をする方法です。これなら「お金目当て」ではなく「二人の夢を叶えるための相談」という文脈になります。

【会話例:結婚式の話題から】

「ゼクシィで見たんだけど、平均的な結婚式って300万円くらいかかるみたいなんだよね。もし私たちが式を挙げるとしたら、お互いの貯金から出し合う形になるかな? それともご祝儀で賄える範囲で考える?」

【会話例:住まいの話題から】

「将来は〇〇エリアのマンションに住みたいなって憧れてるんだ。もし買うとしたら頭金が必要になると思うんだけど、今のペースで貯金していけば数年後には届きそうかな?」

ニュースや共通の友人の話題をフックにする間接的アプローチ

自分たちの話を直接するのがハードルが高い場合は、第三者の話題をクッションにするのが有効です。ニュースや友人の事例を出すことで、客観的な意見交換としてスタートできます。

【会話例】

「この前ニュースで見たんだけど、新NISAを始めている人が増えてるんだって。〇〇さんは何か投資とか資産運用って興味あったりする?」

「友達が結婚したんだけど、新居の敷金礼金で結構かかったって言ってて。やっぱり結婚する時って初期費用かかるんだね。私たちも今のうちから準備しておかないとね」

これだけはNG!尋問調や一方的な要求にならない注意点

いくらタイミングが良くても、聞き方を間違えれば台無しです。以下のポイントは絶対に避けましょう。

  • 唐突な質問: 何の脈絡もなく「貯金いくら?」と聞くのは、職務質問と同じです。必ず会話の流れ(文脈)を作ってください。
  • 上から目線・品定め: 「年収〇〇万円なら合格」といった評価者のような態度は、敏感に察知されます。
  • 自分は言わない: 「いくらあるの?」と聞くばかりで、自分の懐事情を明かさないのはフェアではありません。

【NG会話例】

×「ねえ、貯金どれくらいあるの? 結婚相談所のプロフィールだと詳しく書いてなかったから気になって。」

(→条件確認と受け取られ、不信感を与えます)

⚠️ 注意

唐突な質問や一方的な要求はNGです。必ず「二人の未来のため」という文脈を作り、自己開示から始める手順を守りましょう。

Next Step: 次のデートで使えそうなフレーズを一つ選び、自分の言葉になじむように口に出して練習してみましょう。

貯金額の数字以上に重要!「隠れ浪費家」を見抜く金銭感覚チェック

「貯金1000万円」という数字だけで安心するのは早計です。そのお金が、過度な節約(ケチ)によって作られたものかもしれないし、逆に貯金が少なくても、将来のための自己投資に使っているかもしれません。結婚生活で重要なのは、静的な「貯金額」よりも、動的な「お金の使い方(キャッシュフロー)」と「金銭感覚」です。ここでは、数字の裏に潜む本質を見抜くポイントを解説します。

デート中の支払いや持ち物から見える「お金の使い方」

デートは金銭感覚の縮図です。何にお金をかけ、何を節約しているかを観察しましょう。

  • 「一点豪華主義」か「バランス型」か:     全身ブランドで固めているのに「お金がない」と言う人は見栄っ張りな浪費家の可能性があります。一方で、時計や靴など、長く使う良いものにお金をかけ、消耗品は安く抑えるといったメリハリがある人は、管理能力が高い傾向にあります。
  • 店員への態度とチップ:     海外旅行やタクシーなどで、チップや端数の支払いにどう対応するか。数円単位まで細かく割り勘を要求する人は、結婚後も生活費の分担で揉める可能性があります。逆に、見栄を張って毎回全奢りをする人も、結婚後の家計を圧迫するリスクがあります。「適度な気遣いができるか」がポイントです。

投資・趣味・自己投資への配分バランスを見る

貯金が少ない理由が「浪費」なのか「投資」なのかを見極めることは非常に重要です。

良い出費(投資)

  • 資格取得やスキルアップのためのスクール費用
  • 健康維持のためのスポーツジムや良質な食事
  • 将来の資産形成のための積立投資(NISA、iDeCoなど)

これらは将来のリターン(収入アップや健康寿命)が見込めるため、現在の貯金が少なくてもプラス評価できます。

悪い出費(浪費)

  • 使っていないサブスクリプションの放置
  • ストレス発散のための衝動買い
  • 毎晩の飲み歩きやギャンブル

これらは資産を食いつぶすだけの行動であり、結婚後も改善されない可能性が高いです。

「借金(奨学金・ローン)」に対する捉え方の違い

「借金がある=悪」と決めつけるのも危険です。借金の中身と、それに対する本人の意識を確認しましょう。

  • 許容範囲の借金:     * 奨学金: 多くの人が利用しており、教育への投資です。返済計画が明確なら問題ありません。     * 住宅ローン/カーローン: 必要資産へのローンであれば一般的です。ただし、収入に見合わない高級車などの場合は注意が必要です。

  • 危険な借金:     * リボ払い: 金利の仕組みを理解していない、または支払能力を超えた買い物をしている証拠です。これは「隠れ浪費家」の最大フラグです。     * 消費者金融: 生活費の補填や遊興費のための借入は、金銭管理能力の欠如を示唆します。

相手にローンがあることが分かったら、「あと何年くらいで終わる予定?」と軽く聞いてみましょう。「毎月〇万円ずつ返してて、あと2年で終わる」と即答できるなら、管理できています。

💡 ポイント

借金の有無だけでなく「中身」が重要です。特にリボ払いや使途不明金は、将来の家計を脅かす危険信号(レッドフラグ)です。

Next Step: 相手の趣味や持ち物を思い出し、「消費」「浪費」「投資」のどこに分類されるか、一度冷静に分析してみましょう。

もしも相手に貯金がない・借金があった場合の対処法

勇気を出して聞いた結果、「実は貯金がほとんどない」「奨学金の返済が数百万円残っている」といった事実が判明することもあります。ショックを受けるかもしれませんが、そこで即座に「交際終了」とするのは早計かもしれません。重要なのは現状ではなく、「これからどうするか」です。

即交際終了?それとも継続?冷静に判断するための3つの基準

相手の経済状況に不安を感じた時、以下の3つの基準で判断してみてください。

1.  「ない理由」に正当性があるか:     「実家の家業を助けていた」「難関資格の勉強で働けない期間があった」「前の会社が倒産した」など、不可抗力や家族思いな理由であれば、人間性としては信頼できます。一方で、「なんとなく使ってしまった」「気づいたら無かった」という場合は、根本的な金銭感覚に問題があります。

2.  改善する意思と行動力があるか:     「これからは結婚に向けて月〇万円貯める」と宣言し、実際に行動(飲み会を減らす、固定費を見直すなど)に移せるなら、未来は変えられます。口先だけで行動が変わらない場合は、見切りをつけるべきです。

3.  情報を隠さず開示したか:     借金や貯金ゼロの事実を、聞かれた時に正直に話してくれた誠実さは評価すべきです。一番怖いのは、嘘をついて隠し通そうとすることです。正直に話してくれたことへの感謝を伝えた上で、対策を練りましょう。

二人で貯める目標を立てる「共同プロジェクト」化の提案

相手に貯金がない場合、それを責めるのではなく「じゃあ、これから二人で一緒に頑張ろう!」とポジティブな方向に転換するのも一つの手です。

  • 結婚資金口座の開設: 二人で毎月一定額を入れる専用口座を作る。
  • 「500円玉貯金」などのゲーム感覚: 小さな成功体験を共有する。
  • デート代の節約: 「公園デート」や「お家ご飯」を楽しみながら、浮いたお金を貯金に回す。

このように、貯金を「孤独な我慢」から「二人の共同プロジェクト」に変えることで、相手の貯蓄意欲を引き出し、絆を深めることができます。

専門家(FPなど)を交えたライフプランニングのススメ

当事者同士だけで話し合うと、どうしても感情的になったり、知識不足で不安が募ったりします。そんな時は、ファイナンシャルプランナー(FP)などの第三者を頼るのが非常に有効です。

「結婚後の生活にかかるお金を知りたいから、一度無料相談に行ってみない?」と誘えば、角が立ちません。専門家から「今のままだと教育費が足りませんね」と客観的に指摘されれば、相手も危機感を持ち、家計改善に本気になる可能性が高いです。第三者の権威を借りて、相手の意識改革を促しましょう。

Next Step: もし相手の経済状況に不安があるなら、「もし今の状況が変わらなかったとして、それでもこの人と一緒にいたいか?」と自問自答してみてください。それが最終的な答えになります。

よくある質問(FAQ)

婚活中の方からよく寄せられる、お金に関する疑問にお答えします。

Q. 相手に貯金額を聞いたら、自分も言わなければなりませんか?

A. 基本的にはイエスです。

「返報性の原理」でも触れた通り、一方的に情報を聞き出すのは不信感の元です。正確な数字を言う必要はありませんが、「大体これくらい」という目安や、「結婚式費用はこれくらい出せる」といった情報は開示すべきです。対等なパートナーシップを築くためにも、情報交換のスタンスを忘れずに。

Q. 貯金がほとんどないと言われました。交際を終了すべきでしょうか?

A. 直ちに終了する必要はありません。

まずは「なぜないのか」という理由(自己投資、実家への援助など)と、今後の「貯蓄意欲」を確認しましょう。単なる浪費癖なら要注意ですが、明確な理由があり、これから二人で協力して貯めていける見込みがあるなら、交際継続の価値は十分にあります。

Q. 聞き出すのが怖くて、結婚直前まで聞けそうにありません。

A. お気持ちは分かりますが、結婚直前の発覚はより大きなトラブルを招きます。

成婚後に借金や金銭感覚の相違が発覚して婚約破棄となると、精神的・金銭的ダメージ(式場のキャンセル料など)は甚大です。直接聞くのが難しければ、「理想の家」や「どんな生活を送りたいか」というポジティブな話題から間接的に広げ、相手の反応を見ることから始めてみましょう。

まとめ:お金の話ができる関係こそ、幸せな結婚への第一歩

婚活において、お金の話をすることは決して「がめつい」ことでも「恥ずかしい」ことでもありません。それは、二人がこれから何十年と続く長い人生を、安心して共に歩んでいくための**「作戦会議」**そのものです。

この記事のポイントを振り返ります。

  • タイミングが命: 初期は観察、真剣交際で価値観のすり合わせ、プロポーズ前で数字の確認と、段階を踏むこと。
  • 伝え方が鍵: 「あなたを値踏みするため」ではなく、「二人の未来のため」というスタンスで、自己開示を交えながら話すこと。
  • 数字より中身: 貯金額だけでなく、お金の使い方や借金に対する考え方など、金銭感覚の一致を確認すること。
  • 共同作業へ: 問題があっても、二人で解決できる姿勢があるなら、それは乗り越えられる壁であること。

勇気を出してお金の話を切り出した時、相手が真摯に向き合ってくれたなら、その人こそがあなたの信頼できるパートナーです。逆に、はぐらかしたり逆上したりするようなら、結婚前に本性が分かって良かったと思いましょう。

お金の話を避けて通るのではなく、それをきっかけに二人の信頼関係をより強固なものにしてください。あなたの婚活が、納得と安心のある幸せな結婚へと繋がることを心から応援しています。

Next Step: 次回のデートや電話の際、まずは「最近、物価上がったよね」といった軽い話題から、相手のお金に対する反応(共感するか、無関心か、愚痴るか)をチェックすることから始めてみましょう。